商品作りの考え

同じ「銘柄米」でも、すべて同じ味とは限りません
たとえば「コシヒカリ」とひとことで言っても、実際には育てられた地域や生産者、保管方法によってお米の状態は大きく異なります。さらには、どのように保管され、どのような精米機で、どのように仕上げるかによっても、炊きあがりや風味はまったく別物になります。

私たちはお米の状態を丁寧に見極めながら、気候や湿度、時期に合わせて精米機を操作します。機械任せではなく、職人の経験と感覚を活かして、毎回最適な精米を行っています。
さらに、お米は低温環境で丁寧に保管。鮮度を保ち、お米本来の風味を最大限に引き出せるよう徹底しています。

だからこそ、同じ品種のお米でも、当店の手で仕上げることで「まったく別の美味しさ」に出会える。それが、私たちの商品へのこだわりであり、誇りです。

仕入れの考え

当店には、農産物検査員の資格を持つスタッフが在籍しており、その専門的な知識をチーム全体で共有しています。
仕入れの際には、その知識を活かしながら、スタッフが原料の状態を丁寧に確認し、安定した品質の商品をお届けできるよう努めています。

また、産地での仕入れや持ち込みによる原料の買取時にも、見た目や香り、粒の揃いなどを細かく確認しながら、品質の見極めを行っています。
信頼する農家様との関係づくりも大切にしており、必要に応じて生育環境や保管状況について情報を共有し合いながら、より良い仕入れにつなげています。

こうした取り組みを通じて、日々安心してお召し上がりいただけるお米をお届けできるよう、これからも丁寧な仕事を重ねてまいります。